クリエイター・アーティストの交流会 "Makers"

都内を中心に実施しているクリエイター・アーティストの交流会「Makers(メイカーズ)」の公式ブログです。

アート作品の価格を巡る議論

Q.アート作品の価格はどうやって決めている?アート作品で収益を上げるにはどうしたら良いだろう?

A1.(詩集の場合)知り合いに「いくらくらいが良いと思う?」と意見を聞き、統合して設定してたよ。

A2.(バンドのCD音源)最近のバンドは、CD音源で収益をあげることをほとんど考えていない。ライブ会場での手売り等では、100~500円くらい。ほぼ原価割れ。プロの人たちの価格を参照すると、遠慮してしまって高い価格はつけにくいよね。

A3.(その他もろもろ)制作にかかったコストから逆算する方法がある。例えば、原価を「作品の制作にかかった費用+自分が制作にかけた時間×時給」として、それに多少の利益分を上乗せする、とか。

A4.(その他もろもろ)高いプライスで売り抜けようとする場合、市場への供給量(作品の数)に対して、需要量(欲しいと思う人の数×購入量)を増やしていけば良い。買ってくれた人が居たら、その人たちのSNSのアカウントを精査して、共通するパターンを見出そう。

例えば、ある作品を購入した人が総じて、「きゃりーぱみゅぱみゅ」のファンだったとする。この場合、「きゃりーぱみゅぱみゅのファンはそれ以外の人たちと比べて好きになる確率が高い」という仮説が立つ。

需要量を決める「欲しいと思う人の数」を素早く増やすためには、無作為に作品を露出するよりも、きゃりーぱみゅぱみゅのファンに集中して露出したほうが効果的かも知れない。